【トビタテ!留学JAPAN・体験談/アメリカ】陸上競技ユースキャンプ3週間コアプログラム(高校生K君)♪
高校1年生K君の約3週間・アメリカ留学報告ご紹介*抜粋
今回高校生Kくんが参加したのは、アメリカのフロリダ州ブレイデントンにあるIMGアカデミー*。
そのショートプログラムの一つ、「陸上競技ユースキャンプ3週間コアプログラム」に、見事、トビタテ!留学JAPANプロフェクトより奨学金を得ての留学となりました。
*IMGアカデミーとは・・・世界のトップで戦うジュニア・アスリートの本拠地。テニスの錦織選手やシャラポワ選手も通ったという、寄宿学校・スポーツトレーニング施設として、世界的に有名。テニス以外にも、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフ、ラクロス、サッカー、陸上競技、クロスカントリーなどの選手養成コースがあり、長期スポーツ留学や短期キャンプに参加できる。
「トビタテ!留学JAPAN」とは?
2014年から始まった官民協働の海外留学支援制度。授業料・現地活動費・渡航代など、返済不要の奨学金を受けられる等、若者の留学を応援する国家プロジェクトです!
詳しくは、公式サイトへ→http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/index.html
「高校生コース」の特徴とは?
- 留学内容、渡航先、期間(14日間~1年間)を生徒が自由に設計できます。
- 返済不要な奨学金(渡航費、授業料、現地活動費、事前研修参加費)が給付されます。
- 充実した事前・事後研修で留学の質を高められます。
- 全国から集う個性豊かな高校生と仲間になれます。
*詳細は公式サイト該当ページをチェック!
http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/program/index.html
以下、K君の報告(抜粋)です↓
留学のきっかけ
- 中学3年生の時に「100mを走るののに最も適している人種は黒色人種である」という論文を書き、骨格や筋肉の特徴の異なる外国人選手の走井興味を持つと同時に、日本が外国人選手より早く走るにはどうしたらよいか、考えるようになったから
- 海外のスポーツ指導についても興味を持つようになったから
- 自身の競技力向上をはかり、競技者としての目標にも近づくことができると思った。
参加した留学の概要
- 世界各国から集まる様々な人種の競技者と共に練習し、トップアスリートから指導を受けた
- 短距離走の技術指導をしてくれたのはドワイト・トーマス氏。元ジャマイカ代表でシドニー、アテネ、北京の3回のオリンピックに参加し、4×100mリレーではウサイン・ボルト選手らと金メダルを獲得したトップアスリートで、動画を撮ってくれて毎日隣に座って話をした(!)
- IMGアカデミーでは、まず速く走るための筋肉を強化するトレーニング(体幹教科、スクワット、レッグスイングなど)をし、必要な筋肉の部位や動きを鍛えた
- 寮生活では多くの外国人と共に生活。語学向上や海外での生活を体験した
全体的な感想
- 日本では走り込みをしながら走力や体力をつけるトレーニングが一般的な一方、今回の留学先では必要な筋肉の部位や動きを鍛え、走るトレーニングは強化した筋肉を使うタイミングや筋肉の動きを確認するために行う、という指導方針に驚いた
- 英語力に加え、海外で生活することに自信を持つことができた
- 国際理解が深まり、広い視野を持つことができたと思う
- 実際に海外の指導を受けてみることや、コーチと話をする中で直接質問することができたのは、非常に貴重な経験であった
今後の目標
- 今回の経験から、日本と海外の違いを生かし、日本人に適したトレーニング、100mを速く走るためのトレーニングを追及し、国際大会で活躍できるような競技力をつけていきたい
- 将来はこの経験を活かし、スポーツ教育やスポーツメカニズムに関わる仕事をしていきたい
トビタテ!留学JAPANについて
- 学校の先生が詳しく説明してくれ、この制度を知り、大変魅力的に思いすぐ応募を決めた
- 第4期トビタテ生に選ばれ、大きな自信となった
- 壮行会でできた、情熱を持った様々な分野の素晴らしい友達と、今後も高い意識を持って刺激し合える仲間でありたい
これから留学される方へ
海外生活で得ることができる経験値は一生ものだと思います。熱意をもって取り組める何かがあるなら、是非「トビタテ!」に挑戦してほしいです
保護者様からの感想~
「トビタテ留学への応募から留学まで8ヶ月ほど、長いようであっという間でした。本当にお世話になりました。
帰国後すぐあった新人戦での教科練習では、すごくスピードが出るようになっていて、1年生ですが選手に。(留学先では)走りこむ練習はしていなく、走るテクニックのドリルを覚えたり、走るための筋肉をつける練習だったりでしたが、留学の成果を感じられたことも大きな収穫です。経験を大切に、これからも頑張れるといいです」