【コロナ禍の留学体験談/ドイツ】語学留学4週間(Y.Mさん・高校1年生)
プロフィール
名前:Y.Mさん
学校名:語学学校「Sprachcaffe Languages Plus Frankfurt」
コース名:ジュニアスタンダードコース(英語コース)
留学期間:4週間間(2021年7月~8月)
滞在方法:学生寮2週間+ホームステイ2週間
■留学前、渡航時について
・留学のきっかけや留学先を決めた理由:
高校では大学受験を見据えて勉強に没頭し始める人も多くいる中で、自分がおかれている環境だったり、将来どんな選択肢があるのか、何のために勉強するのか、など、視野を広める機会を作りたかったからです。
・留学前に心配・不安だったこと:
コロナ渦で行くということもそうですが、一番身近には、日本から来る自分が受け入れてもらえるのか、話ができるのかが心配でした。
・日本と現地の空港での手続き、到着後の空港送迎はスムーズでしたか?:
飛行場での手伝いをお願いさせてもらっていましたので、比較的スムーズでした。到着した時にお迎えにきていただいている人に会うのに手間取りましたが、空港の方が見つかるまでそばにいて下さいました。
■学校関連について
・学校の先生やスタッフ、授業内容はいかがでしたか?:
スタッフの方々は素晴らしいです。アクティビティーなども全力で盛り上げようとして下さいますし、顔を合わせるたびに「調子はどう?」と聞いて下さいます。授業内容は、日本ですでに文法には重点を置いた授業を受けていたので、それを再び習うことは退屈な面もありましたが、基本的には喋る授業なので、いろいろな国の様子や国内事情が知れて面白かったです。
・入学時のレベルと修了時のレベルをそれぞれ教えてください:
修了時にテストをうけていないので正確なことはわかりませんが、日本で習った表現を繰り返し使い、耳にする中で英語を話すことの抵抗が減ったのは確かです。
・国籍バランス(学校全体、クラス内)や母国語禁止ルールはいかがでしたか?:
正直あまり機能していなかったかな、と思います。1週間目は9割がイタリア人でしたし、2週間目はポーランド人が多かったです。でもあながち悪いことでもなく、食事の時にイタリア語が話されたりするのは否めませんが、イタリア人が集まってアクティビティーなどが盛り上がったのは良かったです。
・学校の施設や教材、周辺環境はいかがでしたか?:
私の部屋は構造上窓が開けられなくて、開けても外が喫煙所でした。十数人が泊まっている一階に実質ひとつしかシャワーがなかったりと、不自由な点はありましたが、宿泊場所は二箇所あり、他方が良かったようです。部屋によっても違うようで、運ですね。
・学校のアクティビティやオプションクラスに参加しましたか?内容はいかがでしたか?:
博物館やボートなどに行きましたが、興味深かったです。オプションクラスは、あまりとっている生徒がいなくて、自由時間が減ってしまうので、正直取らなくてもいいと思いましたが、逆に、暇だから来てから参加を希望している人もいました。
■滞在関連について
・同室の生徒の国籍、食事内容、施設の清潔さや快適さはいかがでしたか?:
広くて清潔でした。ホストファミリーの方は昔日本に住んでいらして、今も日本が好きでしたので、理解があり、とても話しやすかったです。食事の時も積極的に話しかけてくださったり、日曜日に近くのタワーに連れていってもらえたりと、楽しかったです。
・同室の生徒の国籍、食事内容、施設の清潔さや快適さはいかがでしたか?:
同室の生徒は日本人でした。食事は、朝と昼はすごく美味しかったですが、夕食は正直いまいちでした。なので、よく友達と外に食べに行ったりしました。施設は前述したように、あまり良くはなかったですね。。。でも休憩場所で友達と話せるのが、楽しかったです。
■持ち物・お小遣いについて
・持っていけば良かったもの、持参不要だったもの:
ドイツなので、夏でも防寒着は必要でした。寮の場合はシャンプー類も必要でした。よく食べ歩きとかするので、ティッシュとウェットティッシュは必要です。いらなかったのは、大量の教材くらいですね。
・滞在中のお小遣い(飲食代、交通費、旅行代など)はいくらくらい使いましたか?:
550ユーロほど使いました。中には、ドイツの宿泊税54ユーロ、違反乗車のため警察に没収された60ユーロ、選択式のアクティビティーの20ユーロなども含まれます。
■アズ留学センターのサポートについて
素晴らしかったです。行く前も、あらゆるプランを企画してくださり、同じ質問にも根気よく答えてくださり、返事の遅い私に対して、具体的に丁寧に説明、準備をしてくださり、現地でも質問に対して丁寧に答えていただいたり、細やかに気遣ってくださいました。本当に感謝してもしきれません。
■これから留学する人へのアドバイス
行ってみたらどうにかなるので、思い切って行ってみましょう!ただ、ある程度話せるようになってから行った方が、いろいろな人と交流できたり、履修内容を多く活用させ、定着できたりするのでいいかもしれません。後から顧みれはあっという間の4週間なので、後悔のないように色々な人と自分から積極的に関わることをお勧めします。
■留学の総評
誕生日には、みんなにカウントダウンをしてもらい、胴上げをしてもらって、初めてお酒で乾杯したことです。なんとドイツでは、高校生の飲酒が合法なんです。
日本とは全然違うヨーロッパの土地、人と出会えて、交流できて、日本での価値観を客観的に見ることができました。例えば、ヨーロッパの人には、宿題がないんですよ。勉強重視の強迫観念から脱することができました。色々な人と話して、自分が将来何をしたいのか、どんな人と関わるのが好きなのか、どんな人になりたいのか、など、色々なことを考える機会になりました。
また、外国の魅力もたくさん感じましたが、一方で、治安が良くて人柄の穏やかな日本の安心感良さも改めて感じることができました。
極論ですが、日本も外国も同じなんだと、これまで「未知の世界」であった外国に対して、それを現実的に将来の選択肢として認識することができるようになりました。
また、必ず留学したいです。外国に携わる仕事に就きたいですが、最終的にはやはり日本に住みたいな、とも思いますね。やはり安心ですから。
これから留学するのなら、それには必ず意味があります。世界観が変わります。本当に助けていただいた方々には心から感謝しております。
保護者様より
留学からの帰国後、あっという間に1ヶ月が経ちました。娘にとって、すでに遠い夢の中での出来事のように感じるとのことです。
素晴らしい思い出をバネに、是非また海外にトライしてほしいと思っております。
本当に松下様には、ギリギリのラインまで最高のプランをご提案していただき、心から感謝しております。