アズの想い
2020年の新型コロナの世界的パンデミックは、私たちの生活のあらゆる側面に多大な影響をもたらしました。
教育の現場にも多大な影響がおよび、各国のデジタル教育への対応の格差が浮き彫りとなりました。
アズ留学センターが中学・高校留学先として手配をしているカナダ、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、アイルランドなどは、私立、公立校問わず、緊急事態宣言の中、オンライン授業の提供はとてもスムーズに行われました。
これらの国はパンデミックが起こる以前からデジタル化に取り組んできており、デバイスを使った授業を小・中・高校で取入れていました。
そのため、アズから留学していた生徒さんたちも、各国で緊急事態宣言が発令され登校できない中、ホームステイ先や寮で、持参したデバイスを使ってオンライン授業を受け、与えられた課題に一生懸命取り組んでいました。
一方、日本の小中高校では、一部の私立高校を除きICT教育の準備がほとんどされていないため、オンライン授業の配信ではなく紙ベースでの課題提供と自宅学習というやり方を取らざるを得ませんでした。
このことは、日本の教育現場がいかに他の先進国のICT教育から遅れを取っているかを露呈することとなりました。
アズから留学した生徒さんたちが普通にオンラインで授業を受けられているのに、なんて日本はIT後進国なのだろうと思いながら、早く改革しないと日本が世界から取り残されてしまうのではないかという危機感をさえ感じました。
「英語」は何のために必要?
日本の教育現場も主要先進国に劣らないよう、ICT教育の遅れを取り戻すための対策を進めていくはずです。(そうあってほしいと思っています)
そうなれば、インターネットを通じて世界とつながる学習が可能になり、あらゆる情報を入手することができるようになります。
インターネット上の「日本語」の情報と「英語」の情報量を比べた場合、当然のことながら「英語」の情報量のほうが比較にならないほど多いことに気付きます。
そして、ICTの普及で世界がボーダレスになればなるほど、「英語」は、必要なことを調べ、学ぶためのツールであって、大学受験のためのものでは決してないということに気付くはずです。
「留学」の意義とは?
英語でコミュニケーションが取れるようになれば、いろいろな国にお友達ができるかもしれません。SNSを英語で書き込むことができれば、世界中の日とつながることができます。
また、英語の情報を理解できれば、世界が発信しているタイムリーな情報を知り、多様な見方、考え方を理解することができます。
さらに、そのことは、自分の中でより深く、より客観的に思考することにつながります。
たとえ短期の留学であったとしても、日本の枠から、いったん外に出て、自分の置かれていた世界を海外のどこかの国から見てみることで、自分の置かれていた狭い世界に気付いたり、いろいろな発見があるはずです。
「留学」の大きな目的の一つは「英語」を習得することですが、私たちがサポートしている生徒さんたちは、どの生徒様もみな、留学後は表情も、話し方も、留学前と後では確実に変化がみられます。そのことも「留学」の大きな学びの一つだと思います。
コンフォートゾーンを飛び出す勇気こそ、大きな成長への第一歩であるということを、私は今までたくさんの生徒さんを見ていて感じています。
アズ留学センターは、コンフォートゾーンを飛び出す勇気をもって「留学」にチャレンジする皆さんをしっかりとサポートして参ります。